管理者名、ユーザー名の漏洩を防止しましょう。

特に、管理者名が漏れてしまうと、残すはパスワードのアタックによりサイト全体が危険になります。

初期段階の設定時に、この部分は行っておく必要がありますので、行いましょう。

(1)チェック方法(試しに行ってみましょう。)

(2)リダイレクトによって、TOPページ強制移動させる。

(3)user_nicename を変更する。

この【3点】を実施しましょう。

(1)チェック方法(試しに行ってみましょう。)

ご自分のサイトで、下記の様にアクセスしてみてください。

もしも、管理者の投稿ページの様なページが表示されていたら

【URLの部分に管理者名】が表示されていませんか?

(2)リダイレクトによって、TOPページ強制移動させる。

(1)で表示されている場合には、その様なページは表示しないように、強制的にTOPページに移動しましょう。

.htaccess ファイル内で、

を記載して、TOPページに移動させてしまいましょう。

[R=302,] の 前にある / がTOPページの記載になっていますので、アドレスが違う場合には、その部分を書き換えてください。

(3)user_nicename を変更する。

(2)までで、それなりに見えない感じにはなっているのですが、実はブラウザ上では単純には見えない情報が、実際には存在します。

「HTTPプロトコル」の通信データです。

この通信データ内には、このままでは、結局(1)を実施した時に、管理者IDが含まれた、Locationデータが送信されていて、その中に管理者IDが含まれています。

これを見たいと思う人が見るのですから、何が書いてあるかが分かってしますのです。

これでは、困りますのでこれを変更しましょう。

しかしながら、このデータは、wordpress のダッシュボード機能では変更できません。

(wordpress自体が作成するデータなのだから、修正できる様になってほしいものですね。)

行う方法は、データベースに直接アクセスして変更する必要があります。

1つの方法は、サーバーで phpMyAdmin で使用できる様にして、wordpressが使用しているデータベースにアクセスします。

そのデータベースの中に、wp_usersテーブルがあります。

このテーブルが、ユーザー名を管理しているテーブルです。

このテーブル内にある、user_nicename というカラムが、user_loginと同じになっていると思います。

この user_nicename が HTTPプロトコル通信データに出力されますので、この項目の文字列を、別の何かの文字列に変更してください。

これで、概ね管理者のIDを隠す事が可能になります。